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左図のような左フロントがヒットしサスペンションにまで損傷が及んでいる事故車の場合、標準のL−アームは使用困難です。加えてこの車両には車両固定用等のフックはありません。
このような状態の場合J−フック等を用いて無理にリフト作業を行うことも可能ですが、クーラーコンデンサやラジエーター、バンパーにさらなる損傷を与えるおそれがある為、お勧めできません。 |
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1 リフトのアウタークロスチューブをフォークホルダーへ交換します。
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2 左前輪をジャッキアップ |
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3 可能であればタイヤを外します。
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4 リフトをセットします。
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5 セルフフォークをセットします。
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6 フォークをロアーアームの最適なリフトポイントになるよう調整します。このときロアーアームの取り付け部分の強度に問題がないか確認します。亀裂等 |
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7 L−アームをセットします。
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8 フォーク位置を確認しながらリフト作業を行います。
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9 ラッソーストラップにて固縛します。 |
10 チェーンやベルトで固縛します。 |
11 セーフティーチェーンは必ず使用します。 |
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12 作業完了
ジャッキやその他機材を撤収し、散乱部品やゴミ等を確認後、出発します。 |
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今回、使用したセンチュリーF1用、OC-33用セルフフォーク。 本来は小型トラックのアクスル用に使用します。
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エクステェンションアダプター
対象の車種や状況により高さが必要な場合に使用します。 |
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写真左から フォークホルダー、エクステェンションアダプター、セルフフォーク |
上記商品はあかつき東京SHOWCASEにて3月より販売いたします。 |
3月号では大型トラックのマキシーブレーキについて掲載します。 |